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前回の記事では、幹細胞とは何なのか、またその分類について解説させていただきました。

今回は、当院で使用している脂肪由来幹細胞の働きや特徴について解説していきます。

 

前回の内容と重なりますが、多分化能幹細胞は、複数の種類の細胞(筋肉、軟骨、血管、皮膚、神経など)に分化することができるとともに、自分と同じ細胞を複製することができる細胞です。

 

多分化能幹細胞は、骨髄や臍帯(へその緒)などからも採取することが可能ですが、身体への負担が最も少なく、また多くの量を採取することができる部位が、皮下の脂肪組織です(=脂肪由来幹細胞)。

 

幹細胞の重要な働きの一つに「ホーミング効果」があります。

ホーミング効果:幹細胞を末梢静脈より投与することで、障害を受けている部位に幹細胞が集まり、必要な細胞に分化して組織を修復する効果。

当院で実施しているIV(静脈)投与は、このホーミング効果を利用した投与方法です。


また、組織を修復する作用の他にも、抗炎症作用や増殖因子誘発作用、血管新生促進作用など様々な働きを持ち、組織の修復に大きな役割を果たすことが報告されています。

 

記事を通して、幹細胞や再生医療について理解を深めて頂くことが出来ましたら幸いです。

ご興味を持って頂けましたら、ぜひ一度詳しい資料をお手に取ってご覧ください。

当院では、無料で資料請求を承っております。資料請求フォームよりお問い合わせください。

 

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