Comparison of ADRC and ADSC

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ADRCとADSCの比較
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ADRC ADSC
  • ありのままの細胞
  • ・ADRCは、酵素処理によって、脂肪組織内に存在しているままの状態で結合組織基質から分離され、その後、酵素は洗い流されます。
    ・脂肪組織に自然に存在するすべての幹細胞を含む再生細胞を、人工的な操作を加えずに使用します。

  • リアルタイム
  • ・ADRCは新鮮な状態で分離されリアルタイムで使用するため、細胞が持つ本来の機能を維持しています。

  • 自動化された操作
  • ・完全に自動化された、機能的閉鎖型のシステムで処理されます。
    ・各処理工程すべてにおいて、信頼性のある再現可能な結果が検証されています。

  • 日帰り細胞治療
  • ・細胞の調整は、最短90分で完了します。

ADSC
  • 人工的に培養した細胞
  • ・ADSCは、各種の培養培地や血清などを含む人工的に管理された環境下で分離、培養されます。
    ・脂肪組織内に存在している細胞のうち、脂肪組織由来幹細胞以外のすべての再生細胞を取り除いたものです。
    ・分離された脂肪組織由来幹細胞に、細胞培養という操作を加えることにより、細胞本来の性質や特徴を変えて人工的に改変されます。

  • 生物学的な老化
  • ・研究の結果、成長と老化に伴う細胞および分子的な変化の多くが、細胞培養で再現されることが示されています。
    ・脂肪細胞の自然な新陳代謝は年1回18ですが、細胞培養ではこの新陳代謝が3日に1回19行われます。

  • 手作業による操作
  • ・手作業の工程を多く含む、開放型かつ人手を要する処理工程のため、汚染や、作業者による技術の差、試料の取り違えなどのリスクがあります。
    ・細胞の品質保証は作業者の技術と経験に依存します。
    ・大がかりな装置や備品を必要とします。

  • 時間のかかるプロセス
  • ・目標の細胞数に到達するまで、最長で数週間かかります。

3種類の「幹細胞」について

幹細胞には、「体性幹細胞」「ES細胞」「iPS細胞」の3種類があります。

体性幹細胞

体性幹細胞とは、人体を構成する細胞の中でも「分化能」と「自己複製能」を持つ細胞をいいます。分化能とはほかの細胞に変化できる力であり、血液系の細胞や表皮細胞、神経細胞などさまざまな細胞になることが可能です。

一方自己複製能とは、自分自身を複製できる力のこと。この力があることで、ほかの細胞に変わった場合にも幹細胞の数が減らないのです。病気やケガをした場合に自らそれを治す力を「自然治癒力」といいますが、それを支えているのは体性幹細胞であるといえます。

  • 体性幹細胞のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 現在すでに病気やケガの治療に取り入れられている
  • 近年では皮膚だけでなく、軟骨や角膜上皮などにも活用されているなど実績が多い
  • 自分自身の幹細胞を使うため副作用が少ない
デメリット
  • 血液系の細胞は造血幹細胞から、神経系の細胞は神経幹細胞からなど分化できるものが決まっており、さまざまな細胞に分化することはできない
ES細胞

着床する前の受精卵には胚盤胞と呼ばれる部分があり、その中に内部細胞塊という細胞の塊のようなものがあります。そこから作られたのが、「ES細胞(胚性幹細胞)」です。ES細胞はもともと体内にあった幹細胞ではなく、人工的に作られたものです。多分化性能があることでさまざまな細胞に変化することが可能です。

  • ES細胞のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • さまざまな細胞に分化して、あらゆる組織や臓器になることが可能
  • 無限に近い形で増殖させることができる
デメリット
  • 受精卵という、細胞分裂によって人として生まれることができるものを壊すため、倫理的な問題を伴う
  • 他人の受精卵を使用するため、場合によっては拒絶反応が起こることもある
iPS細胞

iPS細胞は、京都大学医学部の山中教授らの研究により作られたことで有名な細胞です。ES細胞と同じく人工的に作られたものであり、多分化性能を持つこともES細胞と同じです。では何が違うのかというと、それは細胞を採取する「場所」です。

ES細胞は、細胞を受精卵の胚盤胞から取り出す必要があります。それに対しiPS細胞は、皮膚や血液など比較的採取しやすい場所から体細胞を採取し、培養します。

  • iPS細胞のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • さまざまな細胞に分化して、あらゆる組織や臓器になることが可能
  • 無限に近い形で増殖させることができる
  • さまざまな部分から作れるため安定的な供給が可能
  • 自分の細胞を使えるため拒絶反応が起きる可能性が低い
デメリット
  • iPS細胞を作る時に使用する4つの遺伝子の1つががん遺伝子であり、遺伝子を入れる際にウイルスを活用するため、そのウイルスが近くの遺伝子を異常活性化させてがん化するリスクがある
診 療 時 間 日・祝
9:00~13:00 -
14:30~19:00 -

▲土曜18:00までの診療となります。 日曜・祝日の診療日は事前に電話にてご確認ください

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